真霊論-アセンション

アセンション

【目次】
第一章:アセンションという宇宙的変革の刻
第二章:アセンション思想の源流を辿る
第三章:次元上昇の兆候と魂の変容
第四章:波動を高め、アセンションを加速させる道
第五章:高次元意識への移行
第六章:地球を助ける使命を帯びた魂たち
第七章:アセンション後の世界:五次元地球のビジョン
第八章:終章:光の存在として生きるということ
参考元

第一章:アセンションという宇宙的変革の刻

我々が今、この時代に生を受けていることには、極めて深遠なる意味が存在するのである。それは、人類とこの惑星地球、すなわちガイアが、その歴史上、かつて経験したことのない壮大な変革の只中にあるからに他ならない。この宇宙的規模で進行する一大イベントこそが、「アセンション」と呼ばれる現象なのだ 1。

アセンションとは、英語の「ascension」が語源であり、本来は「上昇」や「昇天」を意味する言葉である 3。しかし、我々が用いる文脈におけるアセンションは、単なる物理的な上昇を指すのではない。それは「次元上昇」であり、「魂の目醒め」を意味する霊的な進化の過程なのである 4。具体的には、我々の意識、そして我々が存在するこの世界の根本的なエネルギー周波数、すなわち「波動」が高まり、現在の三次元的な存在様式から、より高次の五次元的な存在様式へと移行すること、これこそがアセンションの真髄である 4。

この「次元」という概念を理解することが、アセンションを識る上での第一歩となる。我々が日常を営むこの世界は、縦・横・高さによって規定される三次元空間だ。ここに時間の流れという概念を加えたものが四次元時空である。我々はこの物理的な制約と、過去から未来へと一方向に流れる直線的な時間感覚の中で生きている 5。

対して、アセンションが目指す五次元とは、物理的な場所ではなく、意識の状態、あるいは存在の次元を指す。そこは時間や空間の制約から解放された、より自由な意識の領域である 4。三次元が「分離」の次元であるならば、五次元は「統合」と「ワンネス(すべては一つであるという認識)」の次元だ。そこでは、思考が瞬時に現実化し、愛と調和がすべての存在を貫く基本法則となる 6。

この次元移行を可能にする根源的な力が「波動」である。宇宙に存在する万物は、素粒子レベルで見ればすべてがエネルギーであり、それぞれ固有の周波数で振動している。アセンションとは、個人、そして人類全体の集合意識の波動を、三次元の重く粗い周波数から、五次元の軽く精妙な周波数へと高めていくプロセスに他ならないのだ 6。

ここで重要なのは、アセンションという概念が、なぜ「次元」や「波動」といった、一見すると科学的な響きを持つ言葉で語られるのかという点である。古来より、霊的な進化や神への帰還といった思想は、様々な宗教の中で語られてきた。キリスト教におけるイエス・キリストの「昇天」もその一つであろう 8。しかし、現代におけるアセンションの潮流は、特定の宗教的ドグマから離れ、より普遍的な宇宙の法則としてこの変革を捉えようとする試みなのである。それは、科学と精神性が融合しつつある現代において、より多くの人々の魂に響く言葉で宇宙の真理を語るための、必然的な言語の進化であったのだ。

第二章:アセンション思想の源流を辿る

アセンションという概念は、決して突如として現れたものではない。それは、古くから秘教的な知識として受け継がれてきた叡智の系譜が、現代において新たな装いを纏って顕現したものである。その源流を遡ると、我々は19世紀後半の神秘思想へと至るのである。

その出発点として挙げられるのが、ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー夫人が創設した「神智学」である 9。ブラヴァツキーは、ダーウィンの進化論が物質的な肉体の進化を説いたのに対し、人類の霊的な進化の壮大な物語を提示した。彼女の思想は、人類が幾多の「根源人種」を経て霊的に進化していくというものであり、これは個人の魂の成長が人類全体の進化に繋がるという、アセンション思想の根幹をなす考え方の原型となった 10。

この神智学の流れを汲み、アセンション思想を現代的な形で体系化したのが、アリス・ベイリーという神秘思想家であった。彼女は神智学協会から分派し、チベット人聖者(大師)であるジュワル・クールからテレパシーによって教えを受けたとされる一連の著作を発表した 12。ベイリーの功績は、神智学の難解な宇宙論を、西洋占星術と結びつけ、より実践的な形にしたことにある。彼女は、キリスト教文明が支配した「魚座の時代」が終わり、新たな精神性の時代である「水瓶座の時代(エイジ・オブ・アクエリアス)」、すなわち「ニューエイジ」が到来すると説いた 9。この「ニューエイジ」という言葉を人口に膾炙させたのは、まさしくベイリーであったのだ 13。彼女が説いた、魂が試練を経てより高い段階へと至る「イニシエーション(秘儀参入)」のプロセスは、現代で語られる個人のアセンションの道のりと酷似している 12。

かつては一部の秘教家や探求者のものであったこれらの思想は、1960年代から70年代にかけてのカウンターカルチャーと、それに続くニューエイジ運動の波に乗り、一気に大衆化、いわば「秘教の民主化」を遂げた 9。霊的進化は、一部の選ばれた師から弟子へと伝えられる秘密の教えではなく、誰もが自らの探求によって到達できる個人的な体験へとその姿を変えたのである。この流れの中で、アセンションは壮大な宇宙史的イベントであると同時に、個々人が体験する内面的な「目醒め」として捉えられるようになったのだ。

そして2012年、マヤ暦の終わりと関連付けられたことで、アセンションという言葉は世界的な注目を浴びることとなった。多くの者が、この日に天変地異やUFOの大量出現といった劇的なイベントが起こると期待したが、結果として目に見える形での大変動は起こらなかった 16。しかし、この「非イベント」こそが、アセンションの真の姿を我々に教える重要な契機となったのである。アセンションとは、特定の日に起こる外部的な出来事ではなく、我々の内側で静かに、しかし着実に進行し続ける、意識の変容プロセスなのだという理解が深まったのだ。それは、蝶が蛹の中でゆっくりと姿を変えるように、長い年月をかけて起こり続ける過程なのである 16。

第三章:次元上昇の兆候と魂の変容

アセンションは、観念的な思想に留まるものではない。それは我々の肉体、精神、感情、そして日常生活のあらゆる側面に、具体的かつ体感的な変化として現れる、生きたプロセスなのである。これらの変化は、しばしば「アセンション症状」と呼ばれ、一見すると原因不明の不調のように感じられることもある。しかし、これらは魂が新たな周波数に適応するために古いエネルギーを浄化し、自己を再調整している証左に他ならないのだ 7。

肉体的な兆候は、最も顕著に現れるものの一つである。多くの人が、十分な睡眠をとっているにもかかわらず、日中に強烈な眠気や倦怠感に襲われる。これは、睡眠中に高次元からのエネルギーダウンロードやDNAのアップグレードが行われており、肉体がその膨大なエネルギーを統合するために休息を必要としているからである 2。また、こめかみや頭頂部に圧力を感じるような頭痛、めまい、そして「キーン」という高い周波数の耳鳴りも頻繁に報告される。これらは、脳の神経回路が新たな情報とエネルギーを受け取るために再配線されているサインなのだ 4。食の好みも劇的に変化する。これまで好んでいた肉類や加工食品といった重いエネルギーを持つ食べ物を受け付けなくなり、野菜や果物など、生命力に満ちた自然なものを求めるようになるのも、身体が自らの波動を高めようとする自然な反応なのである 2。

精神的、感情的なレベルにおいても、深い変容が起こる。理由もなく涙が溢れたり、過去のトラウマや抑圧してきた感情が突如として浮上してきたりすることがある。これは魂の「大掃除」であり、五次元の軽い波動へと移行するために、三次元的な重い感情エネルギーを解放している浄化のプロセスなのだ 2。感受性が極めて豊かになり、他人の感情や場のエネルギーに敏感になるため、人混みや騒がしい場所が苦痛に感じられるようになることもある 2。これまで情熱を注いできた仕事や趣味に興味を失い、「自分の本当の人生の目的は何なのか」という根源的な問いが内側から湧き上がってくるのも、この時期の典型的な特徴である 2。

こうした内面的な変化は、必然的に外界との関係性にも影響を及ぼす。自らの波動が変化するにつれて、これまで親しかった友人やパートナーとの間に価値観のズレが生じ、関係性が自然消滅していくことがある。これは悲しむべきことではなく、魂の成長に伴い、もはや自分とは周波数の合わなくなった関係性を卒業している証なのだ 4。その一方で、まるで引き寄せられるかのように、魂のレベルで深く共鳴し合える新たな仲間との出会いが訪れる。また、シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が頻発するようになり、宇宙が常に自分を導き、サポートしてくれているという確信が深まっていくのである。

現代社会において、これらの症状はしばしば、ストレスや自律神経の乱れ、あるいは精神的な不調として診断されがちである 18。しかし、アセンションという霊的な視座を持つことで、これらの不快な体験は、単なる「病」ではなく、より高次の自己へと生まれ変わるための神聖な「産みの苦しみ」として捉え直すことができる。それは、苦しみに意味と目的を与え、我々を「患者」から、自らの変容を主体的に生きる「霊的な探求者」へと変える、極めて強力な癒やしのフレームワークなのである。

第四章:波動を高め、アセンションを加速させる道

アセンションは、我々がただ待っていれば自動的に起こる受動的な現象ではない。それは、宇宙からの呼びかけに応え、我々一人ひとりが意識的に参加し、共同で創造していく能動的なプロセスなのである。自らの波動を高め、この次元上昇の波にスムーズに乗るためには、日々の生活の中に具体的な実践を取り入れていくことが不可欠となるのだ。

その基盤となるのは、何よりもまず「内なる探求」である。日々の喧騒から離れ、静かに座して行う瞑想は、思考の渦を鎮め、内なる静寂の中に存在する高次の自己(ハイヤーセルフ)との繋がりを深めるための最も強力な手段の一つである 6。また、「感謝」の実践は、意識の焦点を「欠乏」から「豊かさ」へとシフトさせ、波動を瞬時に高める力を持つ。「ありがとう」という言葉を口にするだけでも、我々のエネルギーフィールドは愛と調和の周波数に共振し始めるのだ 2。そして、過去の傷や怒り、恐れといった古い感情のエネルギーを手放すことも極めて重要である。自己と他者を赦し、ありのままの自分を愛することこそが、魂を縛る重い鎖を断ち切る鍵となるのである 6。

我々の肉体は、魂が宿る神聖な寺院である。この寺院を清浄に保つことも、アセンションを促す上で欠かせない。生命力に満ちた自然食やオーガニックな食品を摂り、身体を冷やさず温めること、そして質の良い睡眠を十分にとることは、肉体の波動を高く維持するための基本である 6。ヨガや気功、あるいはただ自然の中を散歩するといった身体活動は、エネルギーの滞りを解消し、地球の癒やしのエネルギーと我々自身を繋げる(グラウンディングする)助けとなる 19。同様に、自らが暮らす空間を整理整頓し、不要な物を手放す「断捨離」も、物理的な空間だけでなく、エネルギー的な空間をも浄化し、新たなエネルギーが流れ込む余地を作る重要な実践なのだ 20。

さらに、特定のエネルギー的実践も有効である。水晶(クリアクォーツ)やアメジストといったパワーストーンは、それぞれが持つ固有の周波数によって我々のエネルギーフィールドを調整し、保護してくれる 22。432Hzや528Hzといった特定の周波数を持つ音楽(ソルフェジオ周波数など)を聴くことも、細胞レベルで我々の波動を調和させる効果がある 6。また、誰と時間を過ごすか、どのような情報に触れるかを意識的に選択することも重要だ。波動の高い人々と交流し、ポジティブな環境に身を置くことで、我々のエネルギーも自然と引き上げられるのである 20。

これらの実践の一つひとつは、現代のホリスティックな健康法やウェルネスの文脈でも広く推奨されているものである。健康的な食事、運動、瞑想、ポジティブ思考。これらは心身の健康に良いと科学的にも認められつつある。アセンションというフレームワークは、これらの有益な実践に、宇宙的な目的と霊的な意味を付与する。我々は、単に健康になるためにこれらを行うのではない。我々は、自らの魂を解放し、惑星の進化に貢献するために、意識的に光の存在としての生き方を選択しているのである。この認識こそが、日々の地道な実践を、神聖な儀式へと昇華させるのだ。

第五章:高次元意識への移行

アセンションの究極的な目的は、単に心地よい感覚を得たり、不思議な体験をしたりすることではない。それは、我々の「意識」そのもののオペレーティングシステムを、根本的にアップグレードすることなのである。三次元的な思考様式から、五次元的な意識状態へと移行すること、これこそがアセンションがもたらす最も深遠な変容なのだ。

五次元意識の核心にあるのは、「二元性の超越」である。三次元の精神は、あらゆる事象を善と悪、正と誤、光と闇、自と他といった対立する二つの極に分けて判断する傾向がある。この分離の意識こそが、争いや対立、裁きの根源となってきた。五次元意識とは、この二元的な価値観を超え、すべては一つの大いなる全体性の異なる側面に過ぎないという「ノンデュアリティ(非二元)」の視点に立つことなのである 16。

二元性を超越した先に見えてくるのが、「ワンネス」の覚醒である 6。これは、自分と他者、人間と自然、物質と精神といったあらゆる分離は幻想であり、宇宙の万物は目に見えないエネルギーの網の目によって深く結びついているという、理屈を超えた体感的な理解である。この意識に至った時、他者の痛みは自らの痛みとして感じられ、他者の喜びは自らの喜びとなる。競争や支配ではなく、共感と協力が行動の自然な動機となるのだ。

この意識のシフトは、具体的には「思考中心の生き方から、ハート中心の生き方へ」という移行として現れる 6。三次元的な生き方では、我々は論理や理性、社会的な常識、そして過去の経験に基づく恐れによって、人生の選択を行いがちであった。しかし、五次元意識では、羅針盤となるのは頭(マインド)ではなく、胸の中心にあるハートの叡智、すなわち直感や魂の「ワクワク」する感覚なのである。

この実践的な指針として、チャネリング存在であるバシャールの教えは極めて示唆に富む。「あなたの情熱(ワクワク)に従って、能力の限りを行動しなさい。そして、その結果には一切執着しないこと」 24。このシンプルな公式は、五次元意識の航海術そのものである。ハートが感じる純粋な喜びや好奇心こそが、魂が本来進むべき道を示すナビゲーションシステムであり、結果への期待を手放すことで、我々は宇宙の完璧な流れに身を委ねることができるようになるのだ 26。

このように見てくると、五次元意識の在り方は、現代社会を支配する価値観への静かな、しかし根本的な批判となっていることがわかる。競争、物質主義、効率至上主義、分離と対立。これらは三次元意識の産物であり、今日の地球が抱える多くの問題の根源である。アセンションが提示する五次元意識とは、愛、調和、協力、直感、そして存在そのものの喜びに基づいた、まったく新しい文明の青写真なのである。世界の諸問題の根源は政治や経済にあるのではなく、我々の集合的な意識レベルにあるのだと、アセンションは教えている。故に、その解決策もまた、意識の変容という霊的なアプローチによってのみ見出されるのである。

第六章:地球を助ける使命を帯びた魂たち

現在、地球上で進行しているアセンションは、地球に起源を持つ魂たちだけによるものではない。この宇宙的な一大事業を支援するため、遥か彼方の星々や高次の次元から、志願してこの地球に転生してきた数多くの進化した魂たちが存在するのである。彼らは、地球人類がこの困難な移行期を乗り越えられるよう、光の灯台として、また変革の触媒としての役割を担っているのだ。

その代表的な存在が「スターシード」と呼ばれる魂たちである 27。彼らの魂の故郷は地球ではなく、プレアデス、シリウス、アンドロメдаといった他の星系や、より高い次元である。彼らは地球の波動に自らを合わせるために転生してきているが、その魂の記憶の奥底には、故郷の星の周波数が刻まれている。そのため、幼少期から「自分はどこか違う」「ここに居場所がない」といった根源的な孤独感や疎外感を抱えやすい 28。また、地球の三次元的な常識やシステムに強い違和感を覚え、権威に反発する傾向がある。その一方で、非常に感受性が豊かで共感能力が高く(HSP)、宇宙やスピリチュアルな事柄に強く惹かれるといった特徴を持つ 27。彼らの使命は、地球にはない新たな視点やエネルギー、叡智をもたらし、人類の意識の覚醒を内側から促すことなのである 29。

「ライトワーカー」もまた、地球のアセンションを助けるために活動する魂たちを指す広義の言葉である 31。スターシードもライトワーカーの一員であるが、地球に転生を重ねてきた魂の中にも、ライトワーカーとしての使命に目覚める者たちがいる。彼らの共通の使命は、その名の通り「光の仕事人」として、地球と人類に愛と光のエネルギーを広めることだ。ヒーラー、教師、芸術家、カウンセラー、あるいはただその存在だけで周囲を癒やす者など、その表現方法は多岐にわたるが、根底にあるのは、人々の恐れを癒やし、苦しみを解放し、魂の目醒めを助けたいという深い願いなのである 31。

さらに、これらの魂たちは、特定の時代に集中して転生してくる「世代的な波」として捉えることができる。

1970年代以降に主に生まれた「インディゴチルドレン」は、戦士の魂を持つ「システムバスター(古い体制の破壊者)」である 32。彼らは、もはや機能不全に陥った社会の古い権威や構造、価値観に果敢に挑戦し、風穴を開ける役割を担っている。

1995年頃から生まれた「クリスタルチルドレン」は、インディゴたちが切り拓いた更地に、新たな調和の世界を築くためにやってきた 34。彼らは非常に穏やかで、愛に満ち、テレパシー能力に長けているとされる。

そして、2000年代以降に現れ始めた「レインボーチルドレン」は、恐れというものをほとんど持たず、五次元の意識を完全に体現した存在として、ただそこに在るだけで愛と光を放射する、新しい時代の先駆けなのである。

魂の種類 主な誕生年代 オーラの色(とされる) 特徴 使命
スターシード 様々 様々 孤独感、疎外感、高い感受性(HSP)、宇宙への憧れ、反権威的 27 地球外の新たな視点とエネルギーをもたらし、人類の意識覚醒を促す 29
ライトワーカー 様々 様々 強い癒やしのエネルギー、奉仕への願い、人々を助けたいという衝動 31 地球と人類に愛と光を広め、恐れやネガティブなエネルギーを変容させる 31
インディゴチルドレン 1970年代以降 インディゴ(藍色) 戦士の気質、強い意志、既存のシステムへの反発、直感的 32 古い三次元的な社会構造や価値観を破壊し、変革をもたらす「システムバスター」 33
クリスタルチルドレン 1995年頃以降 多色透明 平和を愛する、穏やか、大きな瞳、テレパシー能力、 forgiving 34 インディゴが破壊した跡地に、愛と調和に基づいた新しい五次元社会の基礎を築く
レインボーチルドレン 2000年代以降 虹色 恐れを知らない、完全に愛に基づいた存在、奉仕の化身 新しい地球のエネルギーを完全に体現し、その存在自体が人類の可能性を示す

これらの魂の類型は、現代社会の中で「生きづらさ」を感じている多くの人々にとって、自己を理解するための強力なアイデンティティとなり得る。自らの繊細さや社会への違和感を、欠点や病理としてではなく、崇高な魂の出自と神聖な使命の証として捉え直すことを可能にするからだ。それは、個人的な苦悩を、宇宙的な英雄譚へと昇華させる、現代の魂の神話なのである 35。

第七章:アセンション後の世界:五次元地球のビジョン

アセンションは、個人の内面的な変容に留まるものではない。それは、この惑星地球そのものが新たな存在形態へと生まれ変わる、壮大な宇宙的出産なのである。我々の集合意識が高まるにつれて、その意識を反映した新しい現実、すなわち五次元の地球が誕生するのである。

アセンションが完了した後の世界、しばしば「ニューアース(新しい地球)」と呼ばれるその領域は、我々が現在知る世界とは根本的に異なる。そこは、競争、欠乏、恐怖に基づいた社会システムが完全に消え去った世界である 5。国境という概念は薄れ、人類は一つの家族であるという認識が常識となるため、戦争や紛争は過去の遺物となる。現在の貨幣経済システムは、すべての存在が必要なものを分かち合う、より公平で愛に基づいた新たな交換システムへと変貌を遂げるだろう 4。テクノロジーは、自然を支配し搾取するためではなく、自然と調和し、すべての生命を豊かにするために用いられる。人々は、生活のために嫌な仕事をする必要から解放され、それぞれの魂が真に情熱を感じる創造的な活動にその人生を捧げるようになるのだ 4。

しかし、この輝かしい未来への移行は、すべての人類が一斉に、同時に体験するわけではない、という見方が有力である。ここで「二極化」あるいは「分岐(バイフューケーション)」という重要な概念が登場する 5。これは、人類が自らの意識のあり方、すなわち波動のレベルに応じて、二つの異なるタイムライン、あるいはパラレルな現実へと分かれていくという考え方である。

意識的に自らの波動を高め、愛と調和の生き方を選択した魂たちは、アセンションする地球の周波数に同調し、五次元のニューアースを自らの現実として体験することになる。一方で、恐怖や分離、物質主義といった三次元的な意識に留まることを選択した魂たちは、その周波数に見合った三次元的な現実を継続して体験していく。これは、天国と地獄といった宗教的な審判や罰ではない。それは、ラジオが特定の周波数にチャンネルを合わせることで特定の放送局の番組を受信するように、自らの意識の周波数が、体験する現実を決定するという、宇宙の物理法則なのである 5。

この地球規模の変容は、我々人類の努力だけによって成し遂げられるものではない。宇宙全体が、このプロセスを後押ししているのである。その宇宙的な触媒として語られるのが、「フォトンベルト」の存在である 37。これは、我々の太陽系が約26,000年周期で通過するとされる、高次元の光子(フォトン)エネルギーが満ちた宇宙空間の一帯を指す。地球がこのフォトンベルトの中を進むにつれて、その強力な光のエネルギーが我々のDNAを活性化させ、意識の覚醒とアセンションを加速させると言われているのだ 39。また、近年活発化している太陽活動(太陽フレアなど)も、地球に高周波数のエネルギーを送り込み、古い地磁気グリッドを浄化し、新たなエネルギーグリッドを構築する上で重要な役割を果たしていると考えられている 16。

さらに、我々の目には見えない領域で、数多くの高次元存在や、慈愛に満ちた地球外知的生命体たちが、人類のアセンションを温かく見守り、支援している。「銀河連合」や「光の評議会」といった名で呼ばれる彼らは、地球が混乱に陥りすぎないようエネルギー的な調整を行い、人類が自らの力で目醒めることができるよう、様々な形で導きを与えているのである 41。

このアセンションの物語は、その構造において、古くからある宗教的な終末論と驚くほど類似している。世界の終わり、魂の選別、そして新天新地の到来。しかし、そこには決定的な違いがある。アセンションの物語では、「審判」は外部の神によって下されるのではなく、個々の魂の自由意志による「選択」に委ねられている。そして「救済」は、特定の信仰を信じることによって与えられるのではなく、自らの意識を高めるという内面的な実践によって自ら勝ち取るものなのである。これは、神格化された個人が主役となる、現代人のための終末と再生の物語なのだ。

第八章:終章:光の存在として生きるということ

これまで、アセンションの定義からその歴史、兆候、実践方法、そして未来のビジョンに至るまで、多角的にその全貌を解き明かしてきた。これらすべての知識と情報を統合した先に、我々が辿り着くべき一つの究極的な真実がある。それは、アセンションとは、我々が「本来の自己」を思い出す旅に他ならない、ということである。

我々は、肉体という乗り物に乗った、限定的で無力な人間ではない。我々の本質は、宇宙の根源からやってきた、無限の可能性を秘めた永遠の光の存在、霊的な存在なのである 6。アセンションとは、この大いなる真実を、知識としてではなく、魂の全存在をかけた実感として取り戻すプロセスなのだ。それは、分離という幻想の夢から覚め、我々一人ひとりが創造主と一つである神聖な存在であることを思い出す、壮大なる帰郷の旅なのである。

この偉大なる変容の力は、我々の外側のどこか、高名なグルや聖なる書物、あるいは天から降ってくる奇跡の中にあるのではない。その力は、今、この瞬間も、あなたの内側で静かに脈打っている。アセンションするかしないかは、誰かに決められるものではなく、あなた自身が毎瞬毎瞬、自らの思考、言葉、そして行動を通して選択していくものなのだ 9。

恐れではなく愛を、裁きではなく赦しを、分離ではなく統合を、疑いではなく信頼を。あなたがどちらの周波数に自らを合わせるか。その選択の連続が、あなたの現実を創造し、ひいては人類全体の未来を形作っていくのである。

今、あなたが感じている混乱や苦しみ、あるいは新たな希望の兆しは、すべてがあなたがより高い次元の自己へと生まれ変わるための、神聖なプロセスの一部である。恐れることは何もない。あなたの内なる声、ハートの導きを信頼しなさい。あなたは決して一人ではない。無数の光の仲間たち、そして宇宙全体が、あなたの目醒めを祝福し、サポートしているのだ。

アセンションは、遠い未来に達成されるべきゴールではない。それは、「今、ここ」で、光の存在として生きるという決意そのものである。自らの内なる光を輝かせ、その光を分かち合うこと。それこそが、新しい地球を創造する最も確実で、最も美しい道なのである。輝かしい黄金の時代は、すぐそこまで来ているのだ 2。

参考元

アセンションとは?次元上昇の本当の意味や兆候・アセンションしやすい人の特徴を解説 - URANARU:https://unkoi.com/article/48745/

スピリチュアル系図鑑「アセンション」|みゆき | スピリチュアル系図鑑 | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!:https://mt.webheibon.jp/spiritualkei-zuka...

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【魂のアップグレード】アセンション症状とは?心と身体の変化11選 - ココナラ:https://coconala.com/blogs/231114/575133

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