
| 【目次】 |
| 序章:アストラル投射への誘い |
| アストラル投射の根源:古代の叡智と魂の旅 |
| 霊的解剖学:アストラル体と七つの身体 |
| アストラル界:非物質世界の構造 |
| シルバーコード:魂と肉体を繋ぐ命綱 |
| 実践への道標:アストラル投射の技法 |
| 近代の探求:ロバート・モンローとヘミシンク |
| 異次元の邂逅:アストラル界の住人たち |
| 光と影:アストラル投射に伴う霊的危険性 |
| 結び:意識の拡大と霊的成長 |
アストラル投射——その言葉を初めて耳にしたとき、あなたはどんなイメージを思い浮かべたでしょうか。SF映画の特殊効果のような、荒唐無稽な話? それとも、胸のどこかが微かに反応する、懐かしいような感覚? いずれにせよ、これは単なる「不思議な話」として片づけられるものではないのです。
アストラル投射の本質は、意識の核——「アストラル体」と呼ばれる精妙な身体——を肉体から切り離し、物理的な次元を超えた世界へと旅すること。私たちが「現実」と思い込んでいる物質世界の枠を外し、自己の本質と宇宙の真理を、書物ではなく体験として直に感じ取る行為です。それはある意味で、人間が本来秘めている可能性のひとつであり、覚醒へと向かう神聖な技芸と言えるかもしれません。
現代でこの探求への関心が高まっているのは、偶然ではないでしょう。かつて人類が未知の大陸や深海にロマンを求めたように、地球の隅々まで地図が描かれた今、探求心の矛先は最後のフロンティア——「意識」そのもの——へと向かっています。古代のシャーマンや神秘家たちが伝えてきた魂の旅の、現代的な姿がそこにあります。アストラル投射の探求とは、技術の習得というより、自己変革と覚醒へと向かう道程そのものなのです。
アストラル投射という言葉を生み出したのは、19世紀の神智学者たちでした。しかしその思想の根っこは、はるかに古い時代、人類の精神史のもっとも深い部分にまで伸びています。意識が肉体を離れて旅をするという観念は、特定の文化や時代に限られたものではなく、世界中の神話・宗教・神秘主義の伝統の中で、驚くほど普遍的に息づいてきたのです。
もっともよく知られる例が、古代エジプトの死生観です。エジプト人は人間の魂を、複数の要素からなる複合的な存在と捉えていました。なかでも「バー(Ba)」は、個人の人格や意識を宿す霊魂。人間の顔を持つ鳥の姿で表されるこの魂は、死後に肉体という束縛から解き放たれ、天界と地上を自由に行き来できると信じられていました。一方「カー(Ka)」は生命力そのものであり、肉体に留まって供物を受け取る役割を担っていました。魂の究極の目的は、バーとカーが来世で再び結びつき、光り輝く霊的存在「アク(Akh)」へと昇華すること。古代エジプトの神官たちが用意した『死者の書』は、まさにその死後の旅を安全に導くための、霊的な航海図だったのです。バーが肉体を離れ、異世界を旅するというこの観念——それはアストラル投射の原型とも言えます。
日本にも、魂が肉体を離れる現象は古くから知られていました。「生霊(いきりょう)」がそれです。強い憎しみや嫉妬、あるいは激しい愛情によって、生きている人間の魂の一部——あるいは全部——が肉体から分離し、対象者のもとに現れて影響を与える現象。多くは無意識に、制御できない形で起こるもので、これはアストラル投射の持つ力の「影の側面」と言えるでしょう。興味深いことに、強烈な病気や昏睡状態にある人の魂が体を離れることもあると伝えられており、そのような生霊は悪意を持つものとは区別されています。
視野を広げると、シャーマニズムの伝統に「魂の飛翔(ソウル・フライト)」という実践が世界中に存在することに気づきます。北極圏のイヌイットのシャーマン(アンガクク)は、狩りの獲物の在りかを探し、病の原因を突き止めるために魂を旅立たせました。南米ワイワイ族の呪術医(ヤスコモ)は天空へと飛翔し、月や「月の兄弟」と呼ばれる宇宙的な存在と交信して、新生児の名をもらい受けたり、狩りの豊かさを祈願したりしたといいます。これらの実践は、アストラル投射が単なる個人の神秘体験にとどまらず、共同体の存続に不可欠な実用的な技術でもあったことを物語っています。
さらに東洋に目を向ければ、ヒンドゥーの経典には「リンガ・シャリーラ」と呼ばれる精妙な身体の概念が記され、ヨガの修行者がアストラル投射に相当する能力を「シッディ(神通力)」として獲得できると説かれています。叙事詩『マハーバーラタ』には、師ドローナが息子の安否を確かめるために肉体を離れる場面まで登場します。老子の流れを汲む道教の伝統では、瞑想的な呼吸法によって「原霊(プリモーディアル・スピリット)」を肉体から分離させる実践が行われてきました。
古代からの叡智は、時代や文化というフィルターを通しながら、さまざまな形で表現されてきました。古代エジプトでは来世の安寧のために、シャーマニズムでは共同体の生存のために、東洋の哲学では霊的解脱のために——目的は変わっても、「意識は肉体を超えて存在する」という体験的な真実は、時空を超えて人類に受け継がれてきた普遍の遺産なのです。
アストラル投射を深く理解するには、まず人間存在そのものへの洞察——「霊的解剖学」の知識が欠かせません。私たちが日常的に「自分」と認識しているこの肉体は、人間という多層的な存在の、いちばん外側の殻に過ぎないのです。
この霊的構造論を近代に体系化し広めたのが、ヘレナ・P・ブラヴァツキー夫人が創設した神智学協会でした。東洋と西洋の古代秘教的知識を統合した神智学は、人間存在を七つの階層からなる複合体として提示しました。その「七つの身体」のモデルを、ここで一緒に見ていきましょう。
第一:物質体(肉体)。五感で直接触れることのできる、最も密度の高い身体。私たちの物質世界における活動の乗り物です。
第二:エーテル体(生命体)。肉体に生命力を供給し、その形を維持するエネルギー的な鋳型で、肉体にぴったりと重なっています。健康や生体活動と深く関わるこの身体を投射することも可能ですが、その場合は活動範囲が物理的世界に限られます。壁をすり抜けるような体験はしつつも、これはアストラル投射とは区別される「エーテル体投射」と呼ばれます。
第三:アストラル体(感情体)。これこそが、アストラル投射の主役です。感情、欲望、感覚、情熱の座であり、私たちのパーソナリティの大部分を形成しています。肉体よりも精妙な波動を持ち、その本来の活動領域は「アストラル界」と呼ばれる非物質次元。アストラル投射とは、意識の中心をこのアストラル体へとシフトさせ、そのホームグラウンドを訪れる行為なのです。過去の行為の結果であるカルマが蓄積されるのも、このアストラル体であるとされています。
第四以降の高次の身体。思考と知性を司る「メンタル体」、個人の魂と過去世の記憶を保持する「コーザル体(原因体)」、普遍的な愛と霊的直感を司る「ブッディ体(生命霊)」、そして神性の輝きそのものである「アートマ体(霊人)」——より神聖な意識の乗り物が、さらに奥に続いています。
この霊的解剖学を頭に入れると、アストラル投射という現象が漠然とした「幽体離脱」という言葉から、より構造的で再現可能な霊的科学の領域へと引き上げられます。投射中に体験する世界がなぜ物理世界とは異なるのか、なぜ感情が体験の質を大きく左右するのか——その答えはすべて、私たちが用いる乗り物(アストラル体)とその活動領域(アストラル界)の性質にあります。この構造を知ることが、安全で意義ある探求への第一歩となるのです。
アストラル投射で訪れる世界——アストラル界とは、いったいどんな場所なのでしょうか。遠くにある別の宇宙、というわけではありません。私たちの世界のすぐ隣に、あるいは内側に浸透するように存在する、異なる振動数を持つ次元——それがアストラル界です。
アストラル界のもっとも顕著な特徴は、その「物質」が思考や感情に対して驚くほど敏感に反応することです。物理世界で家を建てるには、設計図を描き、資材を集め、時間をかけて建設する必要があります。しかしアストラル界では、思考そのものが現実を創り出す力を持ちます。強く鮮明に何かを思い描けば、それは即座に形となって現れる——だからこそこの世界は「想念の世界」とも呼ばれるのです。
アストラル界は、私たちが夜ごと見る夢の故郷でもあります。夢の中で体験するあの非論理的で流動的な世界観は、アストラル界の性質そのものを映し出しています。また、肉体の死を迎えた魂が次なる転生やより高次の世界へ移行する前に一時的に留まる領域も、このアストラル界だとされています。
アストラル界は単一の層ではなく、無数の亜界層から成り立っています。地上に近い比較的密度の濃い領域から、天上的な美しさに満ちた高次の領域まで、意識のあり方に応じて無限の階層に分かれています。旅行者の内なる状態——感情や思考の波動——が、どの階層に同調し、どんな体験をするかを決めるのです。恐怖や憎しみに満ちた心は自ずと低次で混沌とした領域に引き寄せられ、愛と探究心に満ちた心は光と調和の高次領域へと導かれます。
さらに神智学の教えによれば、アストラル界には「アカシックレコード」と呼ばれる壮大な情報の図書館が存在するとされています。宇宙のあらゆる出来事、思考、感情が記録されたこの場所に、熟練した投射者はアクセスし、過去の歴史や個人のカルマ、未来の可能性といった深遠な知識を得ることもできると考えられています。
このようにアストラル界は、幻想の世界ではなく、独自の法則と構造を持つ厳然たる実在の次元です。ただしその法則とは物理法則ではなく、意識の法則。この世界を旅することは、自らの内面世界を旅することと等しい。アストラル界は旅行者の魂の状態を映し出す完璧な鏡であり、そこでの体験は自己認識を深めるこの上ない機会となるのです。
アストラル投射を試みようとする人が最初に抱く恐怖——それはきっと「肉体に戻れなくなるのではないか」という不安でしょう。その恐怖を払拭し、魂の旅の安全を保証してくれる霊的な仕組みが「シルバーコード(銀の紐)」の存在です。
シルバーコードとは、投射中に肉体と離れたアストラル体を繋ぎとめている、霊的な生命エネルギーのコードです。非常に細いながら無限に伸縮し、銀色に輝く光の帯として知覚されることが多いといいます。宇宙的な「臍の緒」とも言えるこのコードは、肉体とアストラル体の間に生命エネルギーと意識の連続性を保証する、文字通りの命綱なのです。
このコードがある限り、アストラル体はどれほど遠い次元を旅しようとも、肉体との繋がりを失うことはありません。投射を終えようと意図した瞬間、あるいは肉体に危険が迫った際には、このコードを辿って瞬時に戻ることができます。
多くの初心者が心配する「コードが切れてしまう」という事態ですが、通常の意図的なアストラル投射では、偶然に起こることはまずないとされています。シルバーコードは極めて強靭で、それを切断できる存在はほとんど存在しません。このコードが完全に断たれるのは、肉体の死が訪れた、その瞬間だけ。死とは、このシルバーコードが不可逆的に切断される霊的な出来事なのです。
だからこそ、シルバーコードの知識は単なるオカルト的な雑学ではありません。投射を実践する上での、もっとも大切な精神的安全装置です。この命綱の存在を確信することで、旅行者は「戻れなくなる」という恐怖から解放され、安心して意識の探求に集中できるようになります。
さらにシルバーコードは、もっと深い哲学的真実も示唆しています。どれほど高次の霊的体験をしようとも、私たちはこの世に肉体を持って生きている限り、物質世界における自らの存在に対する責任から逃れることはできない——そういうことです。スピリットとマター、魂と肉体はこのシルバーコードで分かちがたく結ばれています。霊的な探求とは肉体を否定することではなく、この神聖な繋がりを理解した上で意識の地平を広げていく営みなのです。
アストラル投射は、選ばれた人だけに許された特殊能力ではありません。適切な知識と訓練があれば、誰もが到達できる意識の状態です。技法は多岐にわたりますが、その根底にある原理はひとつ——「肉体を眠らせ、意識を覚醒させ続ける」。これに尽きます。
まず肉体からの妨害を徹底的に遮断することが必要です。静かで暗く、誰にも邪魔されない環境で仰向けになりましょう。意識を身体の各部位に向け、つま先から頭頂部へと順番に力を抜いていく「プログレッシブ筋弛緩法」や、深くゆったりした呼吸を繰り返すことで、肉体は深い眠りに近い状態へと近づいていきます。この段階でもっとも大切なのは、「投射するぞ」という力みを手放し、ただリラックスの波に身を委ねること。焦らず、ただ流れに乗るだけでいいのです。
肉体が眠りにつくと、意識は通常それに追随して夢の世界へ向かいます。アストラル投射ではここで、意識の覚醒を保ち続けなければなりません。覚醒と睡眠の境界にある「ハイプナゴジック・ステート」では、さまざまな感覚的変容が始まります。瞼の裏に幾何学模様や光が見えたり、身体が沈み込んだり浮き上がったりする感覚が生じたり。自分の内側から聞こえてくる「ジー」というノイズに意識を集中するのも有効な技法です。このノイズはやがて大きくなり、意識を非物理的な領域へと引き込む助けになります。額の中央、「第三の目」と呼ばれる部分に意識を集中し続けることも、この状態を誘発するのに役立ちます。
この段階は「金縛り(睡眠麻痺)」と密接に関連しています。身体が完全に麻痺しているのに意識だけが明晰なこの状態——恐ろしく感じる人も多いかもしれませんが、実はこれは投射への絶好の入り口なのです。
ハイプナゴジック・ステートを保っていると、やがて身体全体が激しく振動するような感覚に襲われることがあります。これは意識の焦点が肉体からアストラル体へとシフトし始めているサインで、分離が近いことを示しています。非常に強烈に感じられることもありますが、恐れる必要はありません。このエネルギーの高まりに身を任せていると、やがて分離の瞬間が訪れます。
力ずくで抜け出そうとするのは逆効果です。「天井に向かって浮かび上がる」「ベッドから横に転がり出る」——そんなイメージを穏やかに抱くだけで十分。意志の力というより、願望に近いやわらかな意図によって、アストラル体は自然に肉体から滑り出すのです。
これらの技法は、私たちが毎晩無意識に行っている「眠りに落ちる」プロセスを、意識的に分解し再構築する試みです。身体感覚という名の錨を外し、意識という名の船を、アストラル界という広大な海原へと送り出すための内なる航海術——そう言えるかもしれません。
古代の秘儀だったアストラル投射の探求は、20世紀に入り、ひとりの実業家によって新たな時代を迎えることになります。その人物こそ、ロバート・モンローです。放送業界で成功を収めた現実的な人物でしたが、1958年に突然、意図せぬ強烈な体外離脱体験に遭遇しました。最初は脳の異常か死の前兆かと思い悩んだ彼は、しかし体験が繰り返されるにつれ、これを客観的に探求する決意を固めていきます。
モンローの功績は、体外離脱体験を神秘主義やオカルトの領域から引き出し、体系的な研究の対象とした点にあります。自らの体験を詳細に記録・分析し、1971年には人間意識の探求を目的とする非営利の研究・教育機関「モンロー研究所」を設立しました。
モンロー研究所が生み出した最も画期的なツールが、「ヘミシンク(Hemi-Sync)」という音響技術です。ヘッドフォンを通して左右の耳にわずかに異なる周波数の音(バイノーラル・ビート)を聞かせることで、脳がその周波数の差分に相当する第三の音を内部で生成する現象を利用します。これにより、脳波を特定の状態——たとえば深いリラクゼーション状態であるアルファ波やシータ波——へと安全かつ効率的に誘導することができます。左脳と右脳を同期させることから「ヘミスフェリック・シンクロナイゼーション」、略して「ヘミシンク」と命名されたこの技術は、意識探求のための画期的なツールとなりました。
モンロー研究所はこのヘミシンク技術を組み込んだ一連のオーディオプログラム「ゲートウェイ・エクスペリエンス」を開発しました。参加者を段階的に深い変性意識状態へ導くよう設計されたこのプログラムで、モンローは各意識状態に「フォーカス・レベル」という名称を与えました。「フォーカス10」は「肉体は眠り、意識は覚醒している状態」、「フォーカス12」は「知覚が拡大した状態」、「フォーカス21」は「物理的時間と空間を超えた領域」——意識探求のための精緻な地図が、こうして提供されたのです。日本語版の解説書も発売されており、国内の探求者にも広く親しまれています。
ロバート・モンローとヘミシンクの登場は、アストラル投射の歴史におけるひとつの転換点でした。何年もの厳しい瞑想修行や稀な才能に頼らなくとも、音響技術という外的刺激を通じて、誰もが変性意識状態を体験し体外離脱の入り口に立てる可能性が開かれたのです。かつて一部の神秘家の独占物だった意識探求の門を、現代の探求者たちに向けて広く開け放つ——それがモンローの試みでした。
アストラル界は、空虚な空間ではありません。私たちの物理的世界と同様に——いや、それ以上に——多種多様な意識的存在たちが活動する、生命に満ちた領域なのです。アストラル投射を行う者は、遅かれ早かれ、こうした非物質的な住人たちと出会うことになるでしょう。
実際に投射を重ねた体験者たちは口を揃えて言います——「あの世界には、あなたが思う以上にたくさんの存在がいる」と。その遭遇は毎回異なり、まるで初めて会う人と出会うような新鮮さがあります。存在たちは光の球として、人型として、あるいは抽象的な幾何学模様として、また「見る」より「感じる」エネルギーとして現れることもあります。
これらの存在は、その性質や意識レベルに応じて、大きく三つに分けることができます。
高次の霊的存在:「スピリットガイド」「守護霊」「天使」などと呼ばれる存在たちで、旅行者を導き、守り、霊的な教えを授けるために現れることがあります。穏やかで知性的な印象を持ち、その出現は光や存在感として知覚されることも多い。愛と光に満ちた彼らとの出会いは、多くの場合、深い感動と霊的な洞察をもたらします。
中立的な存在:意識的に、あるいは夢の中で無意識にアストラル投射を行っている他の人間たちもここに含まれます。また、アストラル界の特定の領域に本来的に生息する「エレメンタル(自然霊)」のような存在も。善でも悪でもなく、ただ自らの性質に従って存在しており、旅行者に特に興味を示さないこともあります。それは人混みの中を歩くときに通り過ぎる見知らぬ人のようなもので、不思議ではありますが、脅威ではありません。
低次の霊的存在:アストラル界の比較的密度が濃く混沌とした領域に引き寄せられる、ネガティブな感情や欲望に囚われた意識体です。「闇の霊」「エネルギーを奪う吸血鬼的な存在」などと呼ばれますが、その本質は恐怖・憎しみ・執着といった低い波動を持つ意識です。ある体験者は、投射中に突然多幸感が恐怖と絶望に変わり、しわくちゃの黄色い皮膚と緋色に輝く目を持つグロテスクな頭部が目の前に現れたと報告しています。こうした遭遇は、旅行者に強烈な恐怖を与えることがあります。
ここで理解すべき最も重要な法則が「引き寄せの法則」——「波動の共鳴」です。アストラル界での出会いは、偶然に起こるのではありません。旅行者自身の内なる状態——思考や感情の波動——が、チューニングフォークのように働き、同じ波動を持つ存在や領域を引き寄せるのです。「自分がそのネガティブな領域に行ったのは、自分自身の恐怖心のせいだとわかっていた」と語る体験者もいるように、恐怖は恐怖に満ちた存在を、愛と探究心は光に満ちた存在を引き寄せます。
アストラル界の住人たちとの出会いは、外部の脅威との遭遇というより、自己の内面の反映との対面なのかもしれません。この法則を理解することが、旅行者を無力な被害者から、自らの体験を創造する能動的な探求者へと変えてくれる鍵となるのです。
アストラル投射は意識の拡大と霊的成長のための比類ない手段ですが、光があれば影もあります。無視できない霊的な危険性も伴うのです。ただしこれらは、正しく理解し適切な対処法を身につければ、十分に回避することができます。
最大の危険は、肉体的なものではなく精神的・霊的なものです。そしてそのすべての根源にあるのは、旅行者自身の「恐怖心」に他なりません。恐怖は、アストラル界において最も強力なネガティブの創造力を持ちます。意志を麻痺させ、意識の波動を著しく低下させ、低次の存在を引き寄せる磁石になるのです。本来は祝福に満ちた体験になるはずのものが、恐怖によってトラウマになることは珍しくありません。
恐怖に支配されたまま投射を終えると、そのネガティブな影響が覚醒後の生活にまで及ぶことがあります。ある体験者は、投射中に遭遇した恐ろしい存在が、その後、起きているときでも「シャドウ・ピープル」として自分を見つめ続けるのが見えるようになったと語っています。これは強烈な恐怖体験が引き起こした心理的な後遺症であると同時に、ネガティブなエネルギー体との意図せぬ繋がり(アタッチメント)が形成された可能性を示しています。
また、非常に稀なケースながら、投射中に空になった肉体が他の霊的存在に乗っ取られる「憑依」の危険性を指摘する声もあります。何の準備も意図も持たずに無防備な状態で投射した場合に起こりうる、最悪のシナリオのひとつです。
しかしこれらは「霊的自己防衛」の実践によって未然に防ぐことができます。迷信的な儀式ではなく、意識のコントロールという実践的な訓練です。
明確な意図を設定する:投射の前に「私は保護され、導かれ、有益な学びを得るためにこの旅に出ます」という意図を定めましょう。この言葉は、強力な霊的指針となります。
光のシールドで自身を包む:眩い白や黄金の「光の球」で自分を包むことを視覚化します。この光のシールドは、ネガティブなエネルギーや存在の侵入を防ぐ最も基本的かつ効果的な防御法です。
自己の主権を保つ:旅の中で何が起ころうとも、「自らの力の中に立つ」という意識を維持することがもっとも大切です。アストラル界において、いかなる存在も、本人が恐怖によって力を明け渡さない限り、その者を傷つけることはできません。自分が光の存在であり、この体験の主導権を握っているという確信こそが、最強の盾となるのです。
霊的自己防衛の実践は、安全対策というだけでなく、「思考が現実化する世界」で活動するための最初の、そして最も重要な訓練そのものでもあります。
ここまで、アストラル投射の歴史・理論・実践、そして光と影について詳しく見てきました。しかしこれらの知識や技術はすべて、ある究極の目的に向かうための手段に過ぎません。その目的とは——意識の拡大を通じた霊的成長です。
アストラル投射がもたらす最も深い恵みは、時空を超えた旅そのものではありません。その旅を通して得られる、根源的な自己認識の変容にあります。意識が肉体から独立して存在し、知覚し、活動できることを直接体験することは、「自分は肉体である」という物質主義的な自己同一化からの完全な解放を意味します。その体験は、書物の知識や他者から聞いた話とは比較にならない、揺るぎない確信を魂に刻み込みます。
この確信は、人間が抱く最も根源的な恐怖——「死への恐怖」——を根本から溶かす力を持ちます。肉体の死が意識の終わりではないことを、自らの体験として知った者は、もはや死を終焉として恐れません。死は、意識が次なる存在の次元へ移行するための、ひとつの扉に過ぎないことを理解するのです。この深い理解は、人生そのものの見方を一変させます。死の恐怖から解放された魂は、より自由に、より大胆に、より愛に満ちて今この瞬間を生きられるようになるでしょう。この体験が仕事や人間関係の問題解決にも良い影響を与え、自らの無限の可能性を確信するに至ったと語る体験者もいます。
アストラル投射は、霊的真理を「信じる」ことから「知る」ことへと飛躍させる、究極の体験的学習(グノーシス)の道です。「私は肉体以上の存在なのだろうか?」という古来からの問いに、自らの意識で直接の答えを出す試み。この直接体験こそが、永続的で真の霊的変革を触発します。
もちろん、道程は平坦ではなく、鍛錬と覚悟を要します。しかしその先にある報酬は計り知れません。自己の不死性を体験し、宇宙との一体感を取り戻し、真の自己として生きること——それは魂が最も渇望する究極の宝です。アストラル投射とは、その宝へと至る内なる宇宙への壮大なる冒険の、扉なのです。
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